2020年6月現在、ダッシュボードの「発見」に関するデータにつきまして、 広告経由のインプレッションとリーチが換算されている可能性があり、調査をしております。
以下、現時点での弊社の見解と、調査内容をお伝えいたします。
弊社の見解について
弊社では「発見」のデータには少なからず広告経由の流入が換算されていると考えております。換算されるデータはポストアドのみ、あるいはフィード広告も含まれている可能性があります。
引き続きFacebook社へ問い合わせを行い、返答があった場合には加えてご報告いたします。
以下に調査内容を記載いたします。
SINISが利用しているInstagramグラフAPI
SINISが取得しているInstagramグラフAPIは、オーガニックの情報のみ取得可能なAPIです。
広告経由で獲得したいいね数やコメント数などは取得できません。
InstagramグラフAPIについてはこちら
https://developers.facebook.com/docs/instagram-api/?locale=ja_JP
基本SINISのデータに広告経由のデータは含まれません。
「発見」の項目に出た不明な値について
上記データではある期間のリーチ/インプレッションが異常に伸びていますが、この時期にポストアドを配信していたことから、「発見」の項目には広告からの流入も換算されている可能性があります。
Facebook社の返答について
Facebook社に本件について問い合わせを行いました。返答は以下になります。
「このAPIは、オーガニックなインタラクションメトリクスの報告のみを行うAPIとしての仕様の動作であり、メディアオブジェクトを含む広告のインタラクションはカウントされません。」
しかし、グラフAPIを再度確認したところ、「発見」のAPIの説明文は以下になります。
「Instagramユーザーのメディアオブジェクト(つまり、投稿、ストーリー、プロモーション)が表示された合計回数であり、API、Facebook広告インターフェイス、およびプロモート機能を介して生成された広告アクティビティが含まれます。プロフィールビューは含まれません。」
上記内容を踏まえると広告経由のデータも含まれるのではないかと新たに問い合わせたところ、仕様ではポストアドの数値は含まれないと回答をいただいています。