SINISの指定ハッシュタグ調査を使ってユーザーの傾向を読み取りましょう。
ハッシュタグの選定の仕方に関してはこちら。
まずはサマリーのグラフを見てみましょう。
サマリー
まず確認するポイントは3つです。
- 日々のクチコミ投稿の発生量
- クチコミ投稿に対するエンゲージメント
- フォロワー数との相関
日々のクチコミ投稿の発生量
最近の傾向として、情報収集の際にクチコミを参考にするユーザーが増えています。
日々クチコミを増やせているか、ユーザーから情報発信してもらえているか、確認しましょう。
また、新商品の発売日、イベント、季節ごとの行事のタイミングなどでクチコミが発生しやすくなることがあります。
タイミングを逃さず確認していきましょう。
クチコミ投稿に対する反応数(いいね・コメント数)
クチコミ投稿の発生量を確認したら、それに対する反応数(いいね・コメント数)も確認しましょう。
クチコミの発生量は変わらないのに反応数が多い場合など
発信者の影響力、コンテンツの質、タイミングなどを確認しましょう。
フォロワー数との相関
自社のコンテンツだけでなく、ユーザーからのクチコミ投稿によってアカウントへの流入、フォロワーが増加している可能性があります。
クチコミ投稿が増加している日、またはその前後にフォロワー数の増減はありませんか?
相関がみられる場合はより深く分析をしましょう。
続いて、確認したポイントをもう1段階深堀りします。
最近の投稿
もっと見るを押すと、登録したハッシュタグのついた投稿が見られるようになります。
※データは登録日以降蓄積したデータのみ表示
ここで確認するポイントは2つです。
- 反応数(いいね)が多い投稿の特徴
- クチコミ投稿の内容
反応数(いいね)が多い投稿の特徴
赤丸の部分のソート機能を使い、いいね数順に並べ替えます。
人気投稿の傾向
淡い色でシンプル、一人暮らしのOLの投稿が多い
仮説:比較的若い年齢層のユーザーがコンテンツを見て反応している、そういったお役立ち情報の需要がある
- 年齢層別にコンテンツを分けたほうが反応しやすそう
- シチュエーションがある程度定まったコンテンツもよさそう
※実は青枠の投稿はすべて同じユーザーによる投稿
ユーザーの投稿の内容がいいのか、もともと発信力があるユーザーなのか、普段どんな投稿をしているかなど細かく分析していくと自社にも活かせるヒントがわかります。
クチコミ投稿の内容
赤丸の部分のソート機能を使い、投稿日順に並べ替えます。
ついでに傾向も見てみましょう。
黄色→100円ショップの投稿が目立つ
仮説:フォロワーが家事などの便利アイテムを買うのは100円ショップが多い
- 自社アカウントで取り上げる情報として100円ショップのコンテンツを増やすのがよさそう
- ユーザーの心理として節約志向が強そう
さらに投稿の中も見てみましょう。
投稿をクリックすると投稿の詳細を見ることができます。
商品・サービスに関するクチコミだった場合
どのような内容か、ポジティブかネガティブか、おすすめポイントはどこなのかなど
確認していきましょう。
おすすめとして紹介されているなどポジティブな内容に関しては、そこがブランドの強みになります。
強化していきましょう。
ネガティブな内容に関しては、そこがブランドの弱みになります。
商品やサービスの改善に活かしましょう。
自社のブランド名だけでなく、競合に関しても同じように分析を行うことができます。
ユーザーの傾向を知ると共に自社の強みや弱みを知り、商品・サービスの改善に活かしましょう。