ここではもう一段階踏み込んだユーザー分析をご紹介します。
ソーシャルリスニングとは
ソーシャルリスニングとは、Twitterなどのソーシャルメディア上の声に耳を傾け
自社のブランドや製品・サービスに対する評判・改善点などを調査・分析することです。
ユーザーの声を拾っていくことで
ブランドや製品へのイメージやサービスの強み、改善点への理解が深まるだけでなく
ユーザーの興味があるワードから顧客像が見えてきたり
製品であれば他によく買うブランド、好きなブランドから競合の把握ができたりもします。
ですのでサービスの改善はもちろん、商品開発にも活かすことができ
Instagramの運用にかかわらず様々な場面で活用することができるデータになります。
同時使用ハッシュタグランキング
SINISの中では、指定ハッシュタグ調査の同時使用ハッシュタグランキングを使います。
ここでは指定ハッシュタグ調査に登録しているキーワードと
同時に使用されているキーワードを抽出することができます。
実際にキーワードで分析をしてみます。
あるアパレルブランド名と一緒に使われているハッシュタグがこのような感じだったとします。
赤線→ブランドイメージ
プチプラコーデ、プチプラ、カジュアル、シンプルコーデ
ユーザーからのイメージとして、プチプラでカジュアル、シンプルなアイテムが多いと思われていそう
青線→顧客の特徴
ママコーデ、大人ファッション、低身長コーデ、ママファッション
顧客の特徴としてママが多そう、年齢層低くなさそう、低身長の人が多そう
緑線→競合
顧客が自社ブランドと合わせてコーディネートしていそう、好みや系統が似ていそう
黄色線→ユーザーが良くつけるハッシュタグ
秋コーデ、ootd、今日のコーデ、コーデ、お洒落さんと繋がりたい、coordinate
指定ハッシュタグで設定してトレンドや市場分析に使えそう
それぞれのキーワードからこのように仮説を立てました。
キーワードから顧客ターゲットはあっているか、ブランドイメージに相違はないか、確認をしたり
意外な競合、意外なイメージを発見することも可能です。
ソーシャルリスニングを行って、マーケティング活動に役立てましょう。